平成21年度 秋期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問15

【解説】

ア: システムに必要なセキュリティ機能及びその機能が達成すべき保証の程度を決定する。
正しい。SLCPの要件定義段階でシステムのセキュリティ機能を明確にし、必要な保証の程度を定めることは重要です。

イ: システムに必要なセキュリティ機能に関連するチェックリストを用いてソースコードをレビューする。
誤り。これはレビュー段階の活動であり、要件定義段階ではなく、設計や開発後に行われます。

ウ: 組織に必要なセキュリティ機能を含むシステム化計画を立案する。
誤り。システム化計画の立案は要件定義後の段階で行われ、要件定義段階でセキュリティ機能の決定は含まれていません。

エ: 第三者によるシステムのセキュリティ監査を脆弱性評価ツールを用いて定期的に実施する。
誤り。セキュリティ監査は、システム開発が進んだ後に行うもので、要件定義段階ではありません。