平成22年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問21

【解説】

ア: 企業内で発生する情報を主題ごとに時系列で蓄積することによって，既存の情報システムだけでは得られない情報を提供する。
誤り。これはデータウェアハウスの特徴であり、データマイニングツールの説明ではありません。

イ: 集計データを迅速かつ容易に表示するなど，利用者に対して様々な情報分析機能を提供する。
誤り。これはOLAP（オンライン分析処理）の説明に該当します。

ウ: 大量に蓄積されたデータに対して統計処理などを行い，法則性の発見を支援する。
正しい。データマイニングツールは、大量のデータの中から隠れたパターンや法則性を見つけ出すことを目的としています。

エ: 利用者が情報を利用するための目的別データベースであり，あらかじめ集計処理などを施しておくことによって検索時間を短縮する。
誤り。これはデータマートの説明です。