平成24年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問20
HTTP上のSOAPによってソフトウェア同士が通信して,ネットワーク上に分散したアプリケーションを連携させることができる。
HTTPを拡張したプロトコルを使って,サーバ上のファイルの参照や作成,削除及びバージョン管理が行える。
WebアプリケーションからIMAPサーバにアクセスして,ブラウザから添付ファイルを含む電子メールの操作ができる。
ブラウザで"ftp://"から始まるURLを指定して,ソフトウェアなどの大容量ファイルのダウンロードができる。
【解説】
ア: HTTP上のSOAPによってソフトウェア同士が通信して,ネットワーク上に分散したアプリケーションを連携させることができる。
誤り。これはSOAPを利用したWebサービスの説明であり、WebDAVの特徴ではありません。
イ: HTTPを拡張したプロトコルを使って,サーバ上のファイルの参照や作成,削除及びバージョン管理が行える。
正しい。WebDAV(Web Distributed Authoring and Versioning)は、HTTPを拡張したプロトコルで、サーバ上のファイルの管理(参照、作成、削除、ロック、バージョン管理など)が可能です。
ウ: WebアプリケーションからIMAPサーバにアクセスして,ブラウザから添付ファイルを含む電子メールの操作ができる。
誤り。これはIMAPを利用した電子メールの操作に関する説明であり、WebDAVとは関係ありません。
エ: ブラウザで"ftp://"から始まるURLを指定して,ソフトウェアなどの大容量ファイルのダウンロードができる。
誤り。これはFTPプロトコルの利用に関する説明であり、WebDAVの特徴ではありません。
【答え】
イ: HTTPを拡張したプロトコルを使って,サーバ上のファイルの参照や作成,削除及びバージョン管理が行える。
出典:平成24年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問20