平成24年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問21

【解説】

ア: PUBLIC指定によって，すべての権限を与えることができる。
誤り。PUBLIC指定はすべてのユーザーに対して“特定の権限”を付与するものであり、「すべての権限」を与えるものではありません。

イ: WITH GRANT OPTION指定によって，権限を付与可能にすることができる。
正しい。WITH GRANT OPTIONを指定することで、付与されたユーザーが他のユーザーに同じ権限を付与することが可能になります。

ウ: ビューに対して固有の参照権限を定義できない。
誤り。ビューにもSELECTなどの参照権限を個別に定義できます。

エ: 表定義のSQL文内にGRANT文を指定することによって，権限定義ができる。
誤り。GRANT文は独立した文として使用され、CREATE TABLEなどの定義内には含めることはできません。