平成26年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問15

【解説】

ア: HTTPヘッダーインジェクション
誤り。HTTPヘッダーインジェクションは、応答ヘッダーに不正なデータを挿入して改ざんする攻撃であり、外部プログラムの実行とは関係ありません。

イ: OSコマンドインジェクション
正しい。OSコマンドインジェクションは、Perlのsystem関数やPHPのexec関数など、外部プログラムの呼出し機能を悪用して、不正にコマンドを実行させる攻撃です。

ウ: クロスサイトリクエストフォージェリ
誤り。これはユーザーの意図しない操作を第三者が強制する攻撃で、外部プログラムの呼出しとは無関係です。

エ: セッションハイジャック
誤り。他人のセッションIDを盗んでそのユーザーになりすます攻撃であり、コマンド実行には関与しません。