平成27年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問22

【解説】

共通フレームにおけるシステム要件の評価では、次のような観点が含まれます：

• 取得ニーズへの追跡可能性
• 取得ニーズへの一貫性
• テスト計画性
• システム方式設計の実現可能性
• 運用及び保守の実現可能性

ア: システム要件とシステム方式との間に一貫性があるかどうか。
誤り。これはシステム方式設計の評価で確認すべき内容です。

イ: システム要件とシステム方式との関連が追跡できるかどうか。
誤り。これもシステム方式設計の評価に該当します。

ウ: システム要件を満たすシステム方式設計が実現可能かどうか。
正しい。システム要件の評価においては、技術的に実現可能かどうかを見極める必要があります。

エ: ソフトウェア品目が割り当てられたシステム要件を満たすかどうか。
誤り。これはソフトウェア設計・実装の評価に関する内容です。