平成28年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問16

【解説】

ア: EAP-FAST
誤り。EAP-FASTはプリシェアードキー（PSK）を使って認証を行う方式で、クライアント証明書は使用しません。

イ: EAP-MD5
誤り。EAP-MD5は簡易的なチャレンジレスポンス認証方式であり、クライアント証明書を使用しません。

ウ: EAP-TLS
正しい。EAP-TLSはTLSを用いた認証方式で、クライアント証明書とサーバ証明書を使用して相互認証を行うため、高いセキュリティを実現します。

エ: EAP-TTLS
誤り。EAP-TTLSはサーバ証明書は使用しますが、クライアント証明書は不要で、ユーザ名とパスワードなどで認証を行うのが一般的です。