平成28年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問18
2025年7月21日
【問題18】
無線LANで用いられるSSIDの説明として,適切なものはどれか。
48ビットのネットワーク識別子であり,アクセスポイントのMACアドレスと一致する。
48ビットのホスト識別子であり,有線LANのMACアドレスと同様の働きをする。
最長32オクテットのネットワーク識別子であり,接続するアクセスポイントの選択に用いられる。
最長32オクテットのホスト識別子であり,ネットワーク上で一意である。
【解説】
ア: 48ビットのネットワーク識別子であり,アクセスポイントのMACアドレスと一致する。
誤り。SSIDは文字列ベースのネットワーク識別子であり、MACアドレスとは異なります。
イ: 48ビットのホスト識別子であり,有線LANのMACアドレスと同様の働きをする。
誤り。SSIDはホストを識別するものではなく、ネットワーク識別に使われます。
ウ: 最長32オクテットのネットワーク識別子であり,接続するアクセスポイントの選択に用いられる。
正しい。SSID(Service Set Identifier)は、無線LANネットワークを識別するための最大32オクテットの文字列で、ユーザーが接続先を選ぶ際に利用されます。
エ: 最長32オクテットのホスト識別子であり,ネットワーク上で一意である。
誤り。SSIDはホスト識別子ではなく、同一SSIDのネットワークが複数存在する可能性もあります。
【答え】
ウ: 最長32オクテットのネットワーク識別子であり,接続するアクセスポイントの選択に用いられる。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前II 問18