平成29年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問7

【解説】

ア: ICMPの応答パケットを攻撃対象に大量に送り付ける。
正しい。Smurf攻撃は、攻撃者が偽装された送信元IPアドレスを使用して、ICMPエコー要求（Ping）をブロードキャストアドレスに送信し、多数のホストが応答パケットを攻撃対象のIPアドレスに送ることで、攻撃対象を過負荷状態にする攻撃手法です。
Smurf（スマーフ）は、アメリカのアニメキャラクター「スマーフ」（Smurf）に由来しています。攻撃の名前は、攻撃が群れのように大量の応答パケットを生成する性質から名付けられました。

イ: TCP接続要求であるSYNパケットを攻撃対象に大量に送り付ける。
誤り。これはSYNフラッド攻撃に関する説明です。

ウ: サイズの大きいUDPパケットを攻撃対象に大量に送り付ける。
誤り。これはUDPフラッド攻撃に関する説明です。

エ: サイズの大きい電子メールや大量の電子メールを攻撃対象に送り付ける。
誤り。これはメールボム攻撃に関する説明です。