平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問12

【解説】

ア: HTTPヘッダーインジェクション
誤り。HTTPヘッダーインジェクションは、ヘッダーに不正なデータを注入する攻撃手法であり、シェルスクリプトの実行を目的としたものではありません。

イ: OSコマンドインジェクション
正しい。OSコマンドインジェクションは、Webアプリケーションの入力値をOSのコマンドとして直接実行させる攻撃です。Perlのsystem関数やPHPのexec関数を通じて、不正にシェルスクリプトを実行させる攻撃が該当します。

ウ: クロスサイトリクエストフォージェリ
誤り。クロスサイトリクエストフォージェリは、利用者の意図しない操作を実行させる攻撃であり、シェルスクリプトの実行とは無関係です。

エ: セッションハイジャック
誤り。セッションハイジャックは、正当な利用者のセッションを乗っ取る攻撃であり、シェルスクリプトの実行には関連しません。