平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問8

【解説】

ア: 組込み機器である制御機器 – 組込み機器ロバストネス試験
正しい。EDSA認証は、組込み機器のセキュリティ保証に関する認証制度であり、評価項目の一つとして組込み機器ロバストネス試験（ERT）があります。この試験では、デバイスの堅牢性を評価します。

イ: 組込み機器である制御機器が運用されている施設 – 入退室管理の評価
誤り。EDSA認証の評価対象は組込み機器自体であり、施設の入退室管理は評価項目に含まれていません。

ウ: 複数の制御機器から構成される制御システム – 脆弱性試験
誤り。EDSA認証は個々の組込み機器を評価対象としており、システム全体の脆弱性試験は含まれていません。

エ: 複数の制御機器から構成される制御システムを管理する組織 – セキュリティポリシの評価
誤り。EDSA認証は組織のセキュリティポリシーの評価を目的としておらず、組込み機器自体の評価に焦点を当てています。