平成31年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問6

【解説】

ア: ICMPの応答パケットを大量に発生させ，それが攻撃対象に送られるようにする。
正しい。Smurf（スマーフ）攻撃は、攻撃者が送信元アドレスを攻撃対象のアドレスに偽装したICMPエコーリクエスト（ping）をネットワークブロードキャストアドレスに送信し、ネットワーク上の多数のホストからの応答パケットを攻撃対象に送り付けることで負荷をかける攻撃手法です。

イ: TCP接続要求であるSYNパケットを攻撃対象に大量に送り付ける。
誤り。これはSYNフラッド攻撃に該当し、Smurf攻撃ではありません。

ウ: サイズの大きいUDPパケットを攻撃対象に大量に送り付ける。
誤り。これはUDPフラッド攻撃に該当し、Smurf攻撃ではありません。

エ: サイズの大きい電子メールや大量の電子メールを攻撃対象に送り付ける。
誤り。これはメールボム攻撃に該当し、Smurf攻撃ではありません。