平成31年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問15

【解説】

ア: DNSサーバにSPFレコードを登録する。
正しい。SPFは、送信元メールサーバが特定のドメインからの正当なものであることを検証するために、DNSにSPFレコードを登録する必要があります。このレコードには、そのドメインからのメール送信を許可されたサーバの情報が記載されます。

イ: DNSの問合せで使用するポート番号を変更する。
誤り。SPFではDNSの標準ポート（53番）を使用し、ポート番号を変更する必要はありません。

ウ: メールサーバにデジタル証明書を導入する。
誤り。デジタル証明書の導入は、SPFではなく、メールの暗号化や署名（例：DKIMやSMIME）に関連します。

エ: メールサーバのTCPポート25番を利用不可にする。
誤り。ポート25番はメールの送信に一般的に使用されます。OP25Bなどの特定の対策を除き、SPF導入のためにポート25番を制限する必要はありません。