令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問22

【解説】

ア: フールプルーフ
正しい。フールプルーフ（Foolproof）は、ユーザーが誤った操作や入力をしても、システムが安全に動作するように設計された仕組みのことです。誤入力時にメッセージを表示し、正しい入力を促すのは、この設計思想に基づきます。

イ: フェールセーフ
誤り。フェールセーフ（Fail-safe）は、システムが故障した場合に、安全な状態に移行する仕組みを指します。誤入力への対応とは異なります。

ウ: フェールソフト
誤り。フェールソフト（Fail-soft）は、システムが一部故障した場合でも、性能を低下させながらも動作を続行できる仕組みです。誤入力対応とは異なります。

エ: フォールトトレランス
誤り。フォールトトレランス（Fault Tolerance）は、故障が発生してもシステム全体の機能を維持する仕組みです。誤入力に関する設計ではありません。