令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問15

【解説】

ア: L2TP
誤り。L2TP（Layer 2 Tunneling Protocol）はVPNで使用されるトンネリングプロトコルであり，暗号化自体は提供しません。暗号化にはIPsecと組み合わせて使用されることが一般的です。

イ: LDAP
誤り。LDAP（Lightweight Directory Access Protocol）はディレクトリサービスへのアクセスを提供するためのプロトコルであり，通信の暗号化やリモートログインを直接サポートするものではありません。

ウ: RADIUS
誤り。RADIUS（Remote Authentication Dial-In User Service）は，ネットワークアクセスの認証や承認，アカウント管理に使用されるプロトコルであり，リモートログインそのものを提供するプロトコルではありません。

エ: SSH
正しい。SSH（Secure Shell）は通信を暗号化し，安全にリモートログインを実現するためのプロトコルです。ユーザー認証と暗号化されたデータ転送を提供します。