令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問20

【解説】

ア: ARP
正しい。ARP（Address Resolution Protocol）は、IPアドレスとMACアドレスを対応付けるプロトコルです。DHCPクライアントは、自身に割り当てられたIPアドレスが既にネットワーク上で使用されていないことを確認するために、ARPを使用して確認します（例えば、グラティテューダスARPなど）。

イ: DNS
誤り。DNS（Domain Name System）は、ホスト名とIPアドレスを関連付けるプロトコルであり、IPアドレスの重複確認には使用されません。

ウ: ICMP
誤り。ICMP（Internet Control Message Protocol）は、ネットワーク診断（例えばping）やエラーメッセージの送信に使用されるプロトコルですが、IPアドレスの重複確認には一般的に使用されません。

エ: RARP
誤り。RARP（Reverse ARP）は、MACアドレスからIPアドレスを取得するためのプロトコルですが、現在はほとんど使用されておらず、IPアドレスの重複確認には適していません。