令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問17

【解説】

ア: PCにはIEEE802.1Xのサプリカントを実装し，かつ，RADIUSクライアントの機能をもたせる。
誤り。PCには通常、IEEE802.1Xのサプリカント（認証クライアント）のみを実装し、RADIUSクライアントの機能は持たせません。

イ: アクセスポイントにはIEEE802.1Xのオーセンティケータを実装し，かつ，RADIUSクライアントの機能をもたせる。
正しい。IEEE802.1Xの標準的な構成では、アクセスポイントがオーセンティケータ（認証リレー）として動作し、RADIUSクライアントとしてRADIUSサーバと通信します。

ウ: アクセスポイントにはIEEE802.1Xのサプリカントを実装し，かつ，RADIUSサーバの機能をもたせる。
誤り。アクセスポイントはオーセンティケータとして動作し、サプリカントやRADIUSサーバの機能は持たせません。

エ: サーバにはIEEE802.1Xのオーセンティケータを実装し，かつ，RADIUSサーバの機能をもたせる。
誤り。サーバにはRADIUSサーバの機能を実装しますが、オーセンティケータの機能は持たせません。