令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問25

【解説】

ア: クラウドサービスの障害時における最大許容停止時間が検討されているか。
誤り。これは情報の保全や消失の予防ではなく、障害対応や可用性に関する検討事項です。

イ: クラウドサービスの利用者IDと既存の社内情報システムの利用者IDの一元管理の可否が検討されているか。
誤り。これは認証や管理の利便性に関する検討事項であり、情報の保全や消失の予防には直接関係しません。

ウ: クラウドサービスを提供する事業者が信頼できるか，事業者の事業継続性に懸念がないか，及びサービスが継続して提供されるかどうかが検討されているか。
正しい。信頼性や事業継続性の検討は、情報の消失を予防し、長期的な保全を確保するために重要です。

エ: クラウドサービスを提供する事業者の施設内のネットワークに，暗号化通信が採用されているかどうかが検討されているか。
誤り。これは通信の安全性や盗聴防止に関する事項であり、情報の消失予防には直接関係しません。