平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問23

【解説】

ア: 可用性を高めるために，ステートフルなインタフェースとする。
誤り。SOAでは、ステートレスなインタフェースが推奨されます。ステートレスにすることで、サービスのスケーラビリティや可用性が向上します。

イ: 業務からの独立性を確保するために，サービスの名称は抽象的なものとする。
誤り。サービスの名称はその機能を明確に表現し、利用者がその役割を簡単に理解できる必要があります。

ウ: 業務の変化に対応しやすくするために，サービス間の関係は疎結合にする。
正しい。SOAの設計では、サービス間の関係を疎結合にすることで、変更があっても影響を最小限に抑えられる設計が推奨されます。

エ: セキュリティを高めるために，一度開発したサービスの設計は再利用しない。
誤り。サービスの再利用性はSOAの重要な特徴の一つであり、効率的な開発や運用に貢献します。再利用を排除することは推奨されません。